今回はリゾートバイトのお話後半です。前半はこちら
楽しかったUSJの公式ホテルを去って私がやってみたかったこと
それは、スキー場でのリゾートバイトでした。
5つ目:長野のスキーリゾートホテル
ここでもホテルのフロントを担当し、海外からのお客様も多くてとっても楽しかった。
やはりスキー上のリフト係などをする方が多いので、フロントには派遣社員が少なかったですが、社員さんたちがとても優しく、沢山遊んで下さいました^^
寮のお部屋は初めての相部屋でしたが、入ってすぐは私と同じタイミングでリゾバに来た子だけで、とっても仲良くなれました!
スキー場のいいところは何と言ってもスキー、スノボし放題!
ホテル直結で目の前にゲレンデが広がっているので、仕事終わりや仕事前にも滑っている方も居ました。
従業員が利用する際の料金は施設により様々ですが、基本は全て無料のところが多いと思います。
私はスノボウェアを持っていなかったので、そのレンタル料のみ1回¥1,000お支払いしていましたが、リフト券はぜーんぶ無料です!
みんなに教えてもらいながら人生初めてのスノボをここで経験し、転けてばっかりで諦めて滑り台のように下っていたりもしましたが、人並みに滑れるようになったときはとっても嬉しかったです。
そして当時、カナダへの留学準備をしていた私の人生に大ダメージを与えたあの大イベントが。
そうです。コロナウイルス。
2020年の1月〜2月頃。ダイヤモンド・プリンセス号の乗客の中から感染者が出て、みんなが船から降りられません!!みたいなニュースがテレビで流れてきました。
最初は他人事ですよね。こわいねー。って話ながらもまさかあんなにも世の中を変えてしまうことになるなて思っても見なかった。
少しずつ世間が変わり始めていると感じた出来事がありました。
当時のリゾバ仲間の同僚が、コロナウイルス感染対策としてマスクを着けて出勤をしてきたときのこと。
派遣先ホテルのマネージャーが、その子に「一応接客業だからさ。マスクはちょっと辞めようか。」と言いました。
今考えると馬鹿じゃないの?と思いますが、当時の日本人の感覚として、マネージャーの言っていることはそこまでおかしいとは思いませんでした。
今まで接客業をしてきてマスクを着けて働いたことはないし、今までの人生でマスクを着けた人に接客されたこともなかった。
「マスクを着けて接客なんて失礼」って、確かにそういう文化でした。今では考えられませんが。
世の中が敏感になっていき、人それぞれ考え方が違うからこそ、「ルール」「モラル」が難しくなっていた頃、お客様から「なんであなたはマスクしてないの!?💢」なんて怒られているスタッフがいたり、
ホテルの予約時に「外国からの人が使ったあとの部屋にはしないでください」「できれば隣の部屋は誰も使わないようにして下さい」「部屋の消毒を徹底してくだい」なんて注文をしてくるお客様もたくさんでてきました。
(気にするならスキーなんて来るな。Stay Home。と思っていました。)
どんどん世界が閉塞的に、鎖国状態になっていき、私が行こうとしていたカナダも国境を閉鎖してしまいました。
私は大阪の実家に帰らざるを得なくなり、そこから2ヶ月ほどは世界のみんなと一緒にStay Homeしました。
2020年の4月〜6月頃でした。世の中が異常でしたね。
少しずつ世間が動き始めた頃、まだカナダの国境はもちろん閉まったままだったため、私は仕方なくリゾバ生活を再開しました。
6つ目:和歌山のビーチリゾートホテル
コロナ禍ということもあり、できるだけ実家から近くの場所で働きたかった私は和歌山の綺麗な海の近くにあるホテルを選びました。
ここでもアパートのような寮が用意されましたが、ほとんど一人暮らしと変わらない生活でした。
フロントを希望して来ましたがここのホテルは社員と派遣の区別が厳しく、フロントというよりはロビー、お部屋へのアテンドの業務しかさせてもらえませんでした。
正直楽しくはなかった。ここまで「派遣さん」扱いされた職場は初めてで、やりがいがなかった。
そしてその次の働き先をどこにするか考えたとき、今まで経験した6ヶ所のホテルを振り返りました。
1番良かったところってどこだろう?
答えはリゾバデビューした北海道でした。
私が北海道にいたのは夏の3ヶ月間だけだったのですが、当時仲良くしてくださっていた社員の方たちから、「冬のほうが楽しいからまた冬においで!」と言われており、
過去を振り返っても1番楽しかったなと思える場所だったので、冬にも行ってみよう!と決めました。
募集時期の関係で、和歌山のあとすぐには行けなかったので、それまでの1ヶ月だけ、北海道の端っこ知床のリゾートホテルに行くことにしました。
7つ目:知床のリゾートホテル
ここでもフロントをやらせていただきましたが、期間が1ヶ月と短かったため、できるようになってすぐにサヨナラしてしまいました。
世界遺産の知床、流氷ウォークができたり、クマがいたり、魅力がたくさんで素敵な場所ですが、私は11月という微妙な時期に行ってしまったため、流氷もなければクマもいませんでした。笑
ここの良かったところは何と言っても食事!
毎日バイキング会場で出される料理の残りを食べ放題で、しかも知床なんてもう海鮮祭り!
毎日海鮮丼を食べてました。最高。
そしてあっという間に1ヶ月たち、念願の場所へ!
8つ目:北海道の某大手リゾートホテル(2回目)
最後のリゾバ先は1番最初の、1番帰ってきたかった場所。ただ今回は冬。
もう1回目から3年程経っていましたが当時仲良くしてくださっていた社員さんたちは覚えていてくださりました。
相変わらずのコロナ禍で、なかなか仕事がなく休みが多かったり、前回ほど外国の方は多くはなかったので少し物足りなさはありましたが、
それでも遊び心が多く楽しくお仕事される方が多い職場で、やはり私はここが好きだなと思いました。
今回は冬なのでもちろんスノボも無料で滑りまくり、スノボ歴2年目の私はしっかりウェアも揃えて大満喫しました。
これで私のリゾバ生活は一旦終了し、私は2年間のカナダ留学へ旅立ちました。
リゾバって、本当に楽しいし、人生経験になるし、たくさん友達できるし、人生観変わるし、いろんな観光地へ行きながら働けるし、寮も食費もかからないからお金が貯まる!!
最高すぎて、私は大好きです。こんな人生が送れてよかったって思うし、周りの人からも羨ましい、楽しそうって、めちゃくちゃ言われます。
いまの仕事が楽しくない人、長期休暇で暇な人、なにか新しいことしたい人、出会いがほしい人、刺激がほしい人、ぜっったいに行くべき。
短期でも募集あります。
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適応障害により退職した元エアライングランドスタッフ。
繊細すぎる自分を卒業し強く生きようと奮闘中です。